chappy vibes

世界を目指す日々と方法 🏴‍☠️

激務な公立中学校の教育実習に参加する

結構前、教育実習に参加した。事情があって東京ではなく地方の中学校に行った。

顔合わせの会

最初に顔合わせの会があり、担当クラスが発表された。自分は1年生のクラスだった。他の実習生は地元の大学生で、体育希望と保健室の先生希望と音楽の先生希望がいた。自分は教員希望ではなく、事情があって教員免許をとることになったという独特な立ち位置だったが、他の人は皆教員志望だった。


ちなみに教員採用試験の倍率は英語1.3倍に対して社会・体育は3.6~3.9倍と、科目により大きく異なる。

【2024年最新】教員採用試験の倍率(難易度)や日程・内容について詳しく解説!|資格の学校TAC[タック]

事前に生徒の顔と名前を覚える

最初に生徒の写真と名前の印刷した紙を渡され、極力初日までに覚えなさいとのことだったので、頑張って覚えた。ただ実際に会ってみると写真と印象が違うことが多く、すぐには生かされなかった

全校集会で挨拶

当日、全校集会で挨拶をし、東京在住であることだけでややざわめきが起こっていた。かなり閉じられた地方で、先生たちも含めほぼ近隣地域出身の人たちだった

授業の準備が大変

担当科目は英語だったので、英語の先生の授業を見学しつつ、後半は実際に授業を行って先生のフィードバックを受けた。毎回学習指導案という、やることや狙いを台本みたいに書いたものを作らないといけなくて大変だった。

実習生も夜10時近くまで残ってレポートを書いたりしていたけど、先生たちもかなり夜遅くまで残っていて大変そうだった。

先生が激務すぎる

ニュースにもなっているように、先生たちは本当に激務で、部活を入れると朝7時くらいから17時くらいまでほとんど授業と部活で時間をとられ、授業の準備をするために残業し、更に土日も部活のことがあるようだった

普通の企業でも激務な場合はあるけど、人間(子供)が相手だからか、より気は抜きづらいように感じた。そのうえ給料が見合っていないと感じる人が多く、頑張りつつも不満を感じている人は多そうだった

実習先の中学生は天真爛漫

実習先の中学生たちはかなり元気で、いつもワイワイしていたが、叱られるとすぐしゅんとなるような、かなり素直な子たちだった。

先生に構われたい生徒はよく見る風景で、実習生の自分にもかなり話しかけてくる子が多かった。個人的に雑談が苦手なので、積極的に交流できた気はしないけど、実習生の中には生徒と友達みたいになれている人もいた

最終週には発表会

最終週にいろいろな先生を招いて授業を行い、フィードバックをもらった。黒板にパタパタ貼るタイプの教材をハサミでチョキチョキ切って作っていたら教頭先生に、

👨ちゃんとカッターを使ってラミネートもすること

と指摘され、

🙃先生って大変だな

とつくづく思った

最終日には寄せ書きをもらった

最終日には担当クラスの子供達から寄せ書きをもらった。子供がわりと細かいやりとりを覚えて書いているのに少しびっくりした。急に雨が降ってきた日に傘があるか帰りがけに声をかけてもらって嬉しかった、とか。少しほっこり。

INFORMATION

教育実習にエントリーする方法

1. 教職課程の履修状況を確認する

- 方法: 教育実習に参加するには、大学で定められた単位(例: 教職概論、教科指導法など)を事前に修得している必要あり。履修要項やシラバスで必要単位をチェック。
- コツ: 3年次までに単位を揃えるのが一般的。不足がある場合は履修計画を調整。

2. ガイダンスに参加する

- 方法: 大学が開催する「教育実習申込ガイダンス」(前年度の4~7月頃が多い)に出席。申込時期や書類の詳細が説明される。
- 注意: オンライン開催の場合もあり、大学の学生ポータル(例: Oh-o!Meiji、StarWeb)で日程を確認。

3. 実習校を選び内諾を得る

- 方法: 母校や希望校に直接連絡し、教育実習の受け入れ可否を確認。内諾書(承諾書)を依頼し、受理されるまで交渉。
- 例: 母校の場合、教頭や教務主任に電話でアポイントを取り、訪問して依頼。
- 公立校の場合、自治体の教育委員会経由で調整が必要な場合も。
- コツ: 前年度春~夏(実習の1年前)に連絡開始。礼儀正しく目的を明確に伝える。

4. 申込書類を提出する

- 方法: ガイダンスで配布された「教育実習申込書」に必要事項(実習校名、期間、教科など)を記入し、内諾書と一緒に大学に提出。
- 注意: 締切は大学や実習先で異なる(例: 東京都公立校は9月頃、その他は10~11月頃)。健康診断書や麻疹抗体証明が必要な場合も。
- 費用: 実習費(10,000~15,000円程度)がかかる場合あり。

5. 事前準備を進める

- 方法: 実習校と事前打ち合わせを行い、指導教員や教科、授業スケジュールを確認。教材研究や指導案作成を始める。
- コツ: 教科書を入手し、自己紹介や授業のシミュレーションを練習。

補足
- 時期: 大学4年次に実施が一般的。中学校は3週間、高校は2週間以上が目安。
- 注意点: 実習校が見つからない場合、大学の教職センターに相談。自己開拓が必要な場合も多い。
- 準備物: 上靴、文具、実習日誌用ノートなど。