かねふくめんたいパークに行ってきた。
広告費をかけてるイメージあるよね
明太子の製造メーカー「かねふく」の運営する、かねふくめんたいパークについてはずっと気になっていた。なぜなら宣伝に並々ならぬ費用を掛けている印象があるから。
かねふくめんたいパークは、物販・工場見学のある施設で、茨城の大洗、愛知の常滑、神戸、伊豆、群馬の 甘楽郡、滋賀県の 野洲市と全国に計6箇所ある。多くの工場がそうであるように、都市部からのアクセスがものすごく良いわけでもない。そして正直設備に関しては普通の工場見学を行っている食品工場とそこまで変わらない。
それなのに、新宿駅東口のかなり目立つ場所に看板を出したり、
氷川きよしがCMソングを歌っていたり、
コアタイムにラジオCMを流したりしている。こんな豪華な食品工場があるでしょうか、いや、ない。(多分)。
いざかねふくめんたいパークへ
と言うわけで、ワクワクドキドキしながら、大洗のかねふくめんたいパークへ行ってきた。入ると物販コーナーがあり、試食を配ったり、配送の受付をしていた。
工場見学ゾーン
少し行くと工場見学ゾーンがある。
明太子の現産物スケトウダラが住む海という広めのテーマの説明コーナーが続く。
工場は機械少なめでたくさんの人が熱心に手作業をしているのが見える。
工場見学に行くと、大量生産される機械の様子がハイライトになり「すごい精密な機械がたくさんあるなぁ」と思うことが多いけど、この工場では、「あの小さい明太子の製造過程はすごい手作業なんだな、心して食べよ」と思った。これはわりと予想外の感想だった。
見学コーナーの帰りに氷川きよし氏のサインが。字が綺麗。
最後の「またきてね!」と言うすけとうだらが真顔で少し面白い。
めんたいこづくしのフードコート
せっかくなので、フードコートでバニラソフトとめんたいソフトを頼んだ。めんたいソフトに関して、リピートはしないだろうけど結構おいしかった。ベースのバニラソフトのクオリティが高いのが勝因かと思う。明太子の主張は控えめながら明太子とバニラを足して2で割った味がちゃんとする。
フードコーナーには氷川きよしのパネルが。多分明太子風のコーディネートだけどさすがに違和感なしに着こなしている。床はいろいろな明太子キャラの絵が。
最後には明太子キャラのUFOキャッチャーもあり。
かねふくめんたいパーク、興味深い
総じて、かねふくめんたいパークは優良かつわりと普通なテーマパーク的食品工場だった。年間来場者数600万人が生涯明太子を選択する際には、
🤤かねふくをチョイスするかも!
となってるそうなので、面白いマーケティング事例だと思った。
↓参考記事
INFORMATION
「かねふくめんたいパーク」概要
・公式サイト:https://www.kanefuku.co.jp/mentai-park/
・店舗名:大洗、伊豆、びわ湖、とこなめ、神戸三田 他
・予約方法:基本的に予約不要。工場見学やフードコーナーは自由に来場可能。ただし、団体訪問(15名以上)の場合は公式サイトの問い合わせフォームまたは電話での事前予約が必要。詳細は公式サイトまたは各施設への問い合わせで確認可能。