日本は国土のおよそ3分の2が森林で、なおかつ都市部でも緑化基準が設けられている。膨大な「緑」があるということは、何かしらの整備がされているはずで、興味を持ったのでボランティアに参加してみた。
街中に花を植える
植える植物ベゴニアについて
植えるのはベゴニア。 シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)で、雄花と雌花が異なる 雌雄異花。色とりどりの花が咲く。
作業する
現場に行くともう既に作業は始まっていた。空いている花壇に行き、まず穴を掘る。
鉢からベゴニアを出して、少し根っこの土を払う。
植える。
隙間なく土をかける。
これを繰り返す。日差しの強い日で日陰もないのが辛かったけど、花がきれいだから、全然嫌にならなかった。あっさり植物に癒された。観ると植えるとではヒーリング力が結構違うものだなと思う。
現場には地元(都会)の小中学生がたくさん
地元の小中学生や大人がたくさん参加しており、早めに終了した。都市部の小中学生だったけど、普通にジャージっぽい格好でふざけることなく、
👨これめっちゃてごわい
みたいに状況レポートしつつワイワイ作業をしていた。
森の中に道を作る
現場の森の様子
檜原村近くで、まる1日作業をした。森は既に大きな木が間引かれており、それなりに開けている。その開かれたゾーンにロープと小枝で道を作る。
高校生くらいから70歳位までの男女がボランティアとしてやってきており、3つくらいのグループに分かれて作業をした。
なかなかの力仕事
仕事内容としてはロープを短めに切ることと、小枝を作ることで、ナイフを使っての作業が新鮮ながら、結構力も要るし、飽きるし、でクタクタになった。ただ森の中なので空気もきれいで、少し安らいだ。
寡黙なお弁当タイム
お弁当はボランティア同士の交流タイムということだったけど、全体的に疲れている人が多いのか皆寡黙で、元気なベテランボランティアの中年男性(多分いい人)がほぼ一人でテンション高めに話していた。
ごはんを食べながら見た景色には多少癒された
怒った人登場
お昼休憩が終わって黙々と作業をしていたら、70代くらいのベテランボランティアの男性が他のグループからやってきて、いい子そうな長髪女子高生(少しかわいい)に、ロープを切る時にナイフをうまく使う方法を説明していた。自分もぼんやり説明を聞いていたら、
😡何やってるんですか、--さん!
と、大きな声がして、見ると同じグループの70代くらいの男性がものすごくプリプリしていた。
😡あなたは違う班でしょう、持ち場に戻ってください、はやく、ほらはやく
と追い立てられ、別グループの男性は、
👴ごめんね、おじさん、若い子となかなか会わないから嬉しくなって話しかけちゃったよ
と、困った笑い顔で言いつつ、退散していった。女子高生はニコニコと中立的な顔で終始サイレントだった。教えてくれた人はただの親切な人な気がするので、手厳しさに若干引いた
静かに解散
最後にグループ毎に集まって総括をして、解散になった。道が多少できてきたようでよかった。すごく疲れたけど、森の道がこんなに地道に作られていることを考えると少ししみじみとした。
INFORMATION
街に花を植えるボランティアと森に道を作るボランティアのエントリー方法
街に花を植えるボランティアにエントリーする方法
1. 地域のボランティア団体を探す
- 方法: 「グリーンフィンガーズジャパン」(greenfingersjapan.org)や地元自治体のサイト(例: 「中央区 花壇ボランティア」)で募集を検索。Googleで「[地域名] 花壇 ボランティア」と調べる。
- コツ: 市区町村の「環境課」や「緑化推進課」が主催する場合も。
2. 募集情報を確認する
- 方法: 開催日時(例: 月1回土曜)、場所(公園、花壇)、作業内容(植栽、水やり)、参加条件(年齢制限なしが多い)をチェック。
- 注意: 道具は貸出の場合が多いが、手袋や帽子は持参推奨。
3. 申し込む
- 方法: 団体サイトのフォーム、電話、メールで連絡。例: 中央区では「花壇ボランティア募集」に電話で申込。
- コツ: 「初めてです」と伝えるとサポートが手厚い場合も。
4. 当日参加する
- 方法: 指定場所に集合し、指導者の指示で植栽作業。終了後、清掃して解散。
- 注意: 動きやすい服装と水分補給を忘れずに。
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森に道を作るボランティアにエントリーする方法
1. 森林ボランティア団体を探す
- 方法: 「樹木・環境ネットワーク協会」(www.shu.or.jp)、「日本森林ボランティア協会」(www.npomori.jp)、または「フォレスト・サポーターズ」(mori-zukuri.jp)で活動を検索。Googleで「[地域名] 森林ボランティア」と調べる。
- コツ: 「とうきょう林業サポート隊」など自治体主催も選択肢に。
2. 活動内容を確認する
- 方法: 日程(例: 週末1日)、場所(里山、国有林)、作業(道づくり、間伐、下草刈り)、参加条件(初心者OKが多い)を確認。
- 注意: 体力が必要。装備(ヘルメット、ノコギリ)は貸出の場合あり。
3. 申し込む
- 方法: 団体サイトの申込フォームか電話で予約。例: 樹木・環境ネットワーク協会は東京事務局に連絡。
- コツ: 事前説明会がある場合も参加すると安心。
4. 当日参加する
- 方法: 集合場所(最寄り駅や現地)に行き、指導のもと道作り作業。安全説明を聞いて開始。
- 注意: 長靴や防寒具、虫よけを準備。作業後は達成感を味わえる。
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共通のポイント
- 費用: 無料が基本だが、交通費や昼食は自己負担。
- 準備: 動きやすい服装、水筒、タオルを持参。
- 注意: 天候で中止の場合あり。事前に連絡先を確認。