損得で考えると
人生を損得で語ると、いいことを考えてる方が得で、嫌なことを考えてる方が損だと思う。
そもそも損得で語るのがナンセンスだという意見もあり、その通りだろうけど、実際いいことを考えてる割合が80%の人生と2%の人生が売買されていたら前者の方が高く売れるんじゃないか。これは事実なはず。
😢でも嫌なこと考えちゃう時あるよねー
いや、それはそう!そうじゃない人うらやましいけど。
でもどれだけ哲人っぽい人でも淡々とした人でも、結構みんな乗り越えたりやり過ごしたりしているし、それをちゃんと極めた人はかっこいい。なので今日はそういう時に関するすごい人たちの言葉をまとめます。
すごい人たちの言葉
ターシャ・テューダー
「家事をしている時、あるいは納屋で仕事をしている時、これまでの失敗や過ちを思い出すことがあります。そんな時は考えるのを急いでやめて、スイレンの花を思い浮かべるの。スイレンはいつも、沈んだ気持ちを明るくしてくれます。思い浮かべるのは、ガチョウのひなでもいいんだけど。」
ターシャ・テューダーはマサチューセッツ州ボストン出身のアメリカの絵本作家。とてもかわいいコーギーをはじめとした動物たちと共に暮らしつつ、すごくきれいな庭を育てた人だ。(絵本にもコーギーが出てくる)。ターシャのこういう具体的なことを言う感じがいい。
アスラン(ナルニア王国物語)
「過去は過去だ。過ぎたことを話す必要はない」
アスランというのは「ナルニア王国物語」に出てくるライオンの王様で、裏切り行為をした登場人物にこう声をかける。英文学らしく、キリスト教の「赦し」を感じさせる台詞だけど、このライオンの王様にこう言われると、うだうだ考えることができなくなる感じがある。
ロバート(映画『ウェザーマン』)
「人生はクソだ 捨てるものが多い 捨てろ」
冴えない主人公(ニコラス・ケイジ)に対し父親(マイケル・ケイン)が言う台詞。これは本当にそうだと思ってすごく腹落ちした。人間関係、ルーティーン、自分が考える内容など、なんでも捨てればいいというもんではないけど、こんまりさん流にときめく・ときめかないで仕分けしてじゃんじゃん捨てることが大事だと思った。
野村訓市
「嫌なことを考えてしまった時用に僕はプレイリストを用意してあります」
これはラジオで聴いた内容でメモをしたわけでも音源があるわけでもないので、そっくりそのまま言っているか結構怪しいけど、野村訓市さんという低音で淡々としゃべるDJ(BRUTUSとかポパイの編集者でも有り)の発言だったこともあり、心に残っている。(こういうクールキャラにもそういう局面はあるんだなーと)
↓野村訓市さんのラジオで紹介された曲でこれが好き
坂口安吾
「いったい、なにを憎んだらいいのだ。なにも憎む必要はないのだ。人の宿命の悲しさに思いいたれば、憎むべきなにものもあるはずはない。そしてそこから、おのずからまことの建設は行われてくるはずのものなのだ。」
(「坂口安吾全集 06」筑摩書房より)
実際人生や世界の歪さや自分ががっつりその一部にあることに思い至り苦しみながら受容するしかないかなと思い諦めると、自然と思考が悪くない感じに真っ白になることがある。「トトノウ」のような気持ちよさはもちろんないけど、諦めも一種の癒しなのかなと少し思う。
INFORMATION
リラックスできる食べ物
温かいスープ
チキンや野菜のスープが体を温めてほっとする。コンソメでも味噌でも、飲むと緊張がゆるむ。
ダークチョコレート
カカオ70%以上のやつがいい。少量で気分が落ち着いて、ストレスホルモンを抑える効果もある。
バナナ
カリウムとビタミンB6が入ってて、神経を穏やかにする。手軽に食べられて甘さも優しい。
オートミール
温かくして食べると満腹感と安心感が得られる。食物繊維が血糖値を安定させてイライラを減らす。
ナッツ
アーモンドやクルミを少しつまむ。マグネシウムが筋肉を緩めて、リラックスに繋がる。
ハーブティー
カモミールやラベンダーが定番。飲むと心が静まって、夜のリラックスにぴったり。