ろくろで陶芸と言ったら、もちろんこの映画『ゴースト/ニューヨークの幻』。強盗に殺された銀行員が幽霊(ゴースト)になり、陶芸家の恋人を守るというストーリーだ。霊媒師役のウーピー・ゴールドバーグがアカデミー助演女優賞を受賞し、興行収入は世界で約5億ドルと大成功。現在でも、ロマンス・ファンタジー映画の興行収入では、1位となっている映画だ。
そんな映画の中で陶芸家の恋人とその恋人がろくろで陶芸を行うシーンがある。あの陶芸シーンのドロドロした感じが、なんとも気持ちよさそうだ。ライチャス・ブラザーズの『アンチェインド・メロディ』をバックに短髪のデミ・ムーアが結構凝った陶芸を行っている。
スライム作りが東南アジアの子供たちの間で流行っているらしいけど、柔らかくて水っぽくてドロドロしたものを好きになるのはみんな一緒なのかなと思う。(多分)。
今回そんな憧れののろくろでの陶芸にチャレンジしてきた。体験費用は3000円。
成型前の土の塊は重量感がある。鈍器になりそうなくらい。触ってみるとひんやりしていて気持ちいい。冬の倉庫にあるジャガイモのような冷たさだ。

親指で穴をあけ、中心から外へ指を移動することで形を作っていく。粘土の厚みがどんどん偏っていくので指先で土を挟むことで均一にしていく。どんどん形ができ、同時に歪んでいく。すごく楽しくなって、ろくろを速く回し過ぎて
👩速すぎます、落ち着いて
と先生に注意された。(足踏みペダルで回る速度は調整できる)。ほどほどの速度で形を整えていくのが大事らしい。
形が出来上がってから
👩絵を描いていいですよ
と先生に言われたので絵を描いてみた。ガビガビの画材を使う為、線の太さが不安定になった。

左の絵を先生が「タコだね!」と言い当てたのでむしろびっくりした。

作った器は焼いてもらって、ガーデニンググッズにした。光沢がきれい。

INFORMATION
「ゆう工房」概要
・公式サイト:https://www.yukobo.co.jp/
・店舗名:大阪梅田教室、東京青山教室、銀座教室、名古屋栄教室、福岡天神教室 他
・予約方法:公式サイト(https://www.yukobo.co.jp/reservation/)から「カレンダーから申込」で日時を選択し予約。体験コースはオンラインで事前予約が必要。

