3-4年に1回見返す『ロード・オブ・ザ・リング』、やっぱりすごく面白くて、展開知ってるのに4日かけて全部観ちゃいました。改めて思ったことや疑問点を箇条書きでまとめます。
超ざっくりあらすじ
持ってると力を持てるけど病んでくる指輪を平和な種族のホビットを中心に捨てに行く旅に出る。旅の仲間たちは指輪がほしくなったりしつつ、誘惑に勝って、敵を倒し、絆を深めていく。
↓予告編を見るとわかりやすいよ
以下、疑問点に対する考察とただの感想です。
なんでフロドは指輪を捨てる旅(モルドール行き)に挙手したのか?(相対的に非力なのに)
→空気読んだ?使命感?これは少し謎だった。
途中メリーとピピンはすごく軽いノリでついてきたことを後悔してないか?
→わからないけど、すごくからっとしてるし、故郷を守ろうという使命感がだんだん芽生えてくるから、後悔はないかも?
ホビット全員勇敢すぎるな(あと意外と賢い)
→普段ののほほんとしたホビット庄での生活に、この素晴らしすぎる資質は生かされてるのだろうか。
フロドの受難が半端ない
※槍でさされる、山をこえるためたくさん歩く、雪山やがたがたの山道をこえる(しかも裸足)、美人(ガラドリエル)に悪夢を見させられる(ゴールが達成できなかった場合どうなるかの悪夢)、不気味な沼に落ちる、蜘蛛にさされる、ゴラムに指を噛み切られる、結果心の傷は癒えない状態に
→傷が癒えないまま本を書いた後旅に出てたけど、文章にするのってやはりある種の療法なんだろうな(向き合うからつらいけど)
↓終盤になるほど病んでいきます
ボロミアが一瞬嫌な人っぽいけど、とても優しい。葛藤してる感じが魅力。
アラゴルンに
👨みんなを休ませてやれよ
と言うなどひたすら優しい。
ガラドリエル役のケイト・ブランシェットがきれいすぎる。試練とたたかう姿含めアカデミー賞ものな気がする
→1作目に出た時まだ32歳!このなんとも言えない神秘的な美しい厚みがこの年で出せるのは、ひれ伏すしかない。
アラゴルンがイケ散らかしてる。
→俳優のヴィゴさんの「グリーンブック」との差がすごい。性格もかっこいいイケメンの役だから演技単調になりがちだけど、全然なってない。
↓これもとてもいい映画
小さなものでも未来を変えられるのよ(ガラドリエルからフロドへの励まし)
→がよかった。頑張ろ。あと、重大なテーマは、
誘惑に勝つ!
だなと思った。頑張ろ。
セオドア(サルマン乗っ取り中)が、ガンダルフの白の魔法使い昇進を知った途端、やられるのがリアル。
→水戸黄門スタイル?杖を取り上げられないように途中までガンダルフがおじいちゃんぶっているのも面白い。
ガンダルフが魔法ではなく意外と杖を武器にして闘う。なかなか武闘派。
指輪の誘惑に負けて、「指輪捨てないよ」宣言をする最後のフロドの顔、ねこピッチャーみたい。
→死んだ感じの顔からねこピッチャーになるのすごい。
ファラミアがかっこいい。
→お父さんの愛が歪んでて悲しそうなところも含め、味がある。エオウィンも好きだからくっついたようで嬉しい。
INFORMATION
『ロード・オブ・ザ・リング』を観る方法
- 映画をTSUTAYAなどでレンタルする
- Amazonなどストリーミングサービスで視聴する
- DVDやブルーレイを買う