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東京都写真美術館でアレック・ソス展と暗室ワークショップに参加する

東京都写真美術館で暗室ワークショップを行うと聞き、日曜日の午後にやってきた。写真を見るのが好きなものの、本格的にやっているわけではないので、暗室には憧れがあった。

↓ウディ・アレンの映画にもペネロピとスカヨハが暗室でイチャついているシーンがあり。暗室は映画によく出てくるので一度入ってみたかった。(参考:Amazon)

それでも恋するバルセロナ (字幕版)

13時半開始だったけど、1回目には間に合わず、整理券をもらって2回目に参加した。その間、アレック・ソス展を観に行った。

アレック・ソス展 部屋についての部屋

アメリカの写真家アレック・ソスの写真展に行く。入場料は800円。

「ポートレイトや風景、静物などを定期的に撮影しているが、最も親しみを感じるのは室内の写真だ」

とソスさんは言っているらしい。

お泊り会で深夜になんとなくしゃべっている感じの親密さが被写体との間に生まれているならすごいなと思う。

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なんとなく反抗的でうまくいっていなさそうな若者の写真。後ろの人の微妙に所在ない感じとかがリアル。

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これも作り出された乱雑さなのかよくわからないけど、散らかっているけど汚くない感じがある。

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これは高層階で寝そべっている人が窓に浮かび上がっているところなのか、合成しているのかわからないけど、都会的な写真だった。

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ウィスキーっぽいものを飲む姿がかっこいい男性の写真。

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30%がやや気を遣っている感じの会食の写真?

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しばし休憩

写真展の会場を出てしばし休憩した。

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吹き抜けになっていて気持ちのいい空間だった。

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近くに日の丸自動車学校(電車から見えるインパクト建造物)があった。

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Pioneer DJ機材の渋いガチャもあり。

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さて、暗室ワークショップ

受付をし、一緒に行った友達と説明を受けた。暗室に入り、特殊な光で照らし、3種類の液につけ、洗って乾かすというのが現像のざっくり工程だった。

ネガは10種類くらいから選べる。渋谷のスクランブル交差点のネガを選んだ。

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暗室内は本当に暗かったけど作業する場所は赤っぽい光があったので手元は確認できた。3種類の液体それぞれ浸す秒数があり、時計の秒針を確認した。映画に出てくるカメラマンはダメ人間がなぜか多いのでこんな細かい工程を踏んでいることにびっくりした。

最後に明るい場所でじゃぶじゃぶ洗って乾かして完成。

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係の人も写真の現像に際して6時間ずっとこの作業をやったりすると話をしていて、自分が思ったよりカメラマンって大変なんだなと思った。なお現像の仕方によって色の出方が変わるのでこだわる人は自分でやるけど、こだわらない人は委託するので、世のネガフィルムのカメラマン全員がこの暗室工程を踏んでいる訳ではないらしい。

↓カメラマン映画(参考:Amazon)

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INFORMATION

「 アレック・ソス展 部屋についての部屋」概要

◾️イベント名: アレック・ソス展 部屋についての部屋
◾️場所: 東京都写真美術館(東京都目黒区三田1丁目13番3号 恵比寿ガーデンプレイス内)
◾️会期: 2024年10月10日(木)~2025年1月19日(日)
◾️会場アクセス
- JR山手線・埼京線 恵比寿駅 東口より徒歩約10分
- 東京メトロ日比谷線 恵比寿駅 1番出口より徒歩約12分
◾️予算: 一般800円、学生640円、中高生・65歳以上400円(小学生以下無料)
◾️サイト: 東京都写真美術館 - https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4820.html

東京都写真美術館概要

- 施設名: 東京都写真美術館 (Tokyo Photographic Art Museum)
- 住所: 〒153-0062 東京都目黒区三田1丁目13-3(恵比寿ガーデンプレイス内)
- 営業時間: 10:00~18:00(木・金曜は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで
※図書室は10:00~18:00(平日・土曜のみ開室)
- 定休日: 月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日が休館)、年末年始、臨時休館日
- ホームページ:東京都写真美術館 
- アクセス:
- JR山手線「恵比寿駅」東口より徒歩約7分(動く歩道「スカイウォーク」利用可)
- 東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」1番出口より徒歩約10分
- 駐車場: 恵比寿ガーデンプレイス内駐車場を利用(有料、30分300円、問い合わせ: 03-5420-3080)
- 平均予算:
- 観覧料(税込):
- 常設展: 無料
- 企画展: 展覧会により異なる(例: 一般700円~2,000円、学生500円~1,500円、中学生以下無料の場合多し)
- ホール上映: 一般500円~1,000円程度(プログラムによる)
- カフェ(館内「NADiff & CAFE」): ドリンク500円~、軽食1,000円程度
※障害者手帳提示で本人と付添1名無料、団体割引あり

暗室作業を体験する方法

1. 暗室体験ワークショップを探す

- 方法: Googleで「暗室 ワークショップ 日本」や「フィルム写真 体験 [地域名]」と検索。写真関連団体(日本写真協会)やカメラ店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ)のイベントをチェック。
- 例: 東京の「モノクロ暗室工房」や大阪の「PHOTO GALLERY K」が定期開催。 

2. 大学の写真部やコミュニティに参加する

- 方法: 近隣の大学写真部の公開イベントや、地元の写真サークル(Meetup、Xで検索)を探し、暗室利用の機会を問い合わせる。 

3. 写真専門学校の体験入学を利用する

- 方法: 日本写真芸術専門学校(東京)やビジュアルアーツ専門学校(大阪)の体験入学に申し込む。公式サイトで日程確認。
- メリット: プロの指導のもと、本格的な暗室作業を体験可能。
- コツ: 無料または低料金(1,000円程度)のコースを選ぶ。

4. レンタル暗室を利用する

- 方法: 東京の「暗室レンタルスペース」や京都の「K*MoPAレンタル暗室」など、個人で借りられる施設を検索し予約。
- 手順: 事前にフィルムと印画紙を用意し、施設の説明会やガイドを利用。
- コツ: 初心者ならスタッフ指導付きのプランを選ぶ(1時間2,000円~)。

5. 自分で簡易暗室を作る

- 方法: 自宅の暗い部屋(浴室など)に赤暗灯、トレイ、現像液を用意。ネットで「DIY暗室」と検索し、必要な機材(約5,000~10,000円)を購入。
- メリット: 自分のペースで何度も試せる。
- コツ: 「フィルム現像 初心者」でチュートリアル動画を参考に。

6. カメラ店や写真イベントで体験する

- 方法: 富士フイルムやキヤノンの写真イベント、カメラフェア(CP+など)で暗室コーナーを探す。
- 理由: 無料体験ブースが設けられる場合あり。
- コツ: 事前にイベントスケジュールを公式サイトで確認。

必要な準備

- 機材: 35mmフィルム(白黒が簡単)、現像液(D-76など)、印画紙。カメラ店やAmazonで入手。
- 知識: 現像プロセス(現像→停止→定着)を本やYouTubeで予習。
- 服装: 汚れてもいい服とエプロン(薬品が付く可能性あり)。