一時完結した海外ドラマを観るのにハマっていた。完結したドラマばかり観ていると、制作側にも優しくないし、最新の話題からは取りこぼされるけど、ハマったら最後まで一気に観たいから完結したドラマばかり選んで観てた。
完結まで観ると驚くのは、視聴率のよかったレジェンド級ドラマでも最終シーズンですごく雑に終わることがあることだ。
これから観る人にはネタバレになってしまうけど、「アリーmy love」「Joey」「glee」がなかなかのハードランディングだった。
ハード度だと、こんな感じ。
どん!
どん!
どん!
ざっくりストーリー(ここまではネタバレなし)
アリー my Love
ボストンの法律事務所「ケイジ&フィッシュ」を舞台に、弁護士アリー・マクビールの恋愛や人生模様を描くコメディドラマ。元恋人ビリーとの再会や三角関係、同僚リチャードやジョージアとの複雑な人間関係が展開される。法廷シーンを通じて社会問題も描かれ、ユーモラスかつ感動的な物語が魅力。
Joey
『フレンズ』のスピンオフで、俳優を目指すジョーイ・トリビアーニがロサンゼルスで新たな生活を始める物語。姉のジーナや甥のマイケルとともに、仕事や恋愛で奮闘するジョーイの日常が描かれる。『フレンズ』のユーモアを引き継ぎつつ、ジョーイの成長と家族との絆がテーマ。
glee
オハイオ州の高校を舞台に、落ちぶれた合唱部「gleeクラブ」が再生していく青春ミュージカルドラマ。顧問ウィルと部員のレイチェル、フィン、カートらが歌やダンスを通じて友情や恋愛、自己成長を描く。学園生活の葛藤や多様性もテーマとなり、感動的なストーリーが展開される。
最後の展開(ここからがっつりネタバレ)
※ネタバレするけど、最後の展開が激しすぎて、展開を誤認識していたらすいません。
アリー my Love
熱く恋愛関係だった弁護士(ロバート・ダウニー・ジュニア)が突然現れた息子きっかけで遠くに行く。
主人公アリーの元には昔提供した卵子から生まれたという10歳の娘がいきなり会いたくなったとニューヨークからやってくる。 父親が交通事故死し、叔母さんと暮らしてたらしい。しばらく一緒に暮らすことに。
配管工(ボンジョビ)と恋に落ちるも、体の関係になっても何か違う感があり、ボンジョビもしょんぼり。
娘がホームシックなのか度々ぶっ倒れるようになり、娘と一緒にニューヨークへ引っ越す。
最後、フェードアウト気味なキャスト含め、ニューヨークへ旅立つアリーをお見送りする。同窓会エンド。
▶︎つっこみどころ
・提供した卵子/精子から生まれた小学生の子供が1人で
👧こんにちは、ママ
って会いにくるかね。
・ずっと会ってなかった子供が突然現れがち。
・ボンジョビの扱いがあまりにひどい。イッツ・マイ・ライフの人(悟ってる人?)とは言え、よくこの役受けたなと思う。
・同窓会エンドがすぎる!
Joey
『フレンズ』シリーズでは友達レイチェル以外に本気の恋をできなかったジョーイが、向かいに越してきた美人カメラマンに本気の恋をする。転勤話が出たカメラマンに愛の告白をしつつ「一緒に暮らそう」と提案するも、カメラマンは引き止められず、失恋。友達関係だった美人弁護士兼大家さんのアレックスと付き合う。(結婚はしない)。
😅つっこみどころ
・とてもリアル。美人カメラマンへの失恋は、ジョーイがなんだかんだ誰かとちゃんと付き合いたい欲求を高めてる? 打ち切りになっても無理矢理誰かと結婚みたいにならないのは、やっぱり「フレンズ」がレジェンドすぎるからジョーイの最終的なイメージを壊さない為かなと思った。でもカメラマンと別れてすぐ弁護士と付き合うのが結構唐突な感じがあった。(カメラマンに本気になってたのに)
glee
主人公レイチェルは女優として挫折し、故郷の高校・マッキンリー高校のグリークラブを復活させる決意をする。同時に、顧問の先生のウィルは待遇のいいライバル校の指導を担当。
主人公レイチェルの頑張りとポテンシャルの高いメンバーの発掘もあり、マッキンリー高校は、全国大会でかなりあっさり優勝andウィルが同校の校長にあっさり就任。レイチェルはトニー賞を受賞し、友達のゲイカップルの代理母として妊娠、かつてのライバル校のイケメンと結ばれる。また、マッキンリー高校の講堂が亡くなった主人公の彼氏「フィン・ハドソン講堂」と命名され、オリジナルメンバーが集結し、歌って終わる。
😅つっこみどころ
・レイチェルの頑張りなのか、全国優勝をあっさりしすぎ(大会の途中がはしょられ、イェーイって顔のスローモーションのみ)!
・プレイボーイキャラのサム(俳優はエマ・ワトソンとも付き合ってたかわいい系)はほぼ全女子と付き合い、キャラを突き進み続け(元々こんなキャラじゃなかったよ)ちゃんと主人公レイチェルとも最後にいっちょかみするけど、最終シーズンのごちゃごちゃ詰め合わせ展開に頑張って入れる必要のあるエピソードなのかなと思った。
・ウィル先生、ちょい前までライバル校でぬくぬく働いていたのに元の高校で唐突に校長になるかね。
・オリジナルメンバー以外でglee部で活躍したOB(女の子版スーパーマン出た人とか)まったく触れられないのが一時プチ主人公なだけにかわいそう。
・最後に怒涛のカップル生成があり、結局誰と誰がくっついたか忘れた。
個人的には嫌いじゃない
実際の人生において、結構ネチネチ時間をかけたことじゃないものに起結するってのはよくあることなので(例えば長く付き合って熱烈に好き合ってた人に結婚の意思がないので別れて、結婚相談所で会った人とあっさり結婚とか)脚本家の疲弊が登場人物に投影され、リアルな人生(やや幻想含む)が突如映し出されるってのも面白いと思う。
(映画だと残念に感じちゃうかもしれないけど、ドラマだと物理的な作品の時間が長いこともあり、友達の人生の進捗を追ってる気分に途中からなってくるからこう思えるのかな)。
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