書籍の企画をした。
書籍企画の流れ
やることは普通の商品開発と同じで、マーケティング調査をして仕様設定する。自分はマーケティングは得意な方なんじゃないかと思っていたけど、(それで雇ってもらえたところもあり)多少悩みながら、結構やり込んだ。台割(ページ構成がわかるもの)も時間をかけて作った。企画会議に10企画くらい出して、ようやく通った。
大変な点
よく考えたら、マーケティングが得意と言いつつ、商品開発用途のマーケティングは経験が少なかった。
別に商品開発だから普通のマーケティングと何か違うかって言われると違わないんだけど、
😥滑ったらどうしよ
って言う焦りがあって、調査に区切りをつけるのが難しかった。
ジェンガの固い木片を抜く時の気分に似ている。『ハリー・ポッター4』とか、『名探偵コナン96巻』とか大人気シリーズの続編は、また違う悩みがありそうだけど、新規の企画ってやっぱりドキドキする。
👩🦰何この本(悪いニュアンス)
ってなったり、
👨🦳めちゃ似たような本あるのぅ
となったらすごく嫌だ。(自分がよく本を読むだけにネガティブな反応がリアルに予想できる)
流通している本の重みを感じる
本の作り込み具合もいろいろだろうけど、自分が企画だけで苦労しただけに書店や図書館で見かける本にも、いたわりの気持ちを持てるようになった。
INFORMATION
書籍企画にエントリーする方法
出版社編集部門に直接企画を持ち込む 、出版社オファーに応える
◾️手順:
- 企画書を作成(タイトル、概要、ターゲット読者、差別化ポイント、目次案、著者紹介)
- 出版社をリサーチ(ジャンルや募集状況を確認)
- アプローチ(メール、電話、郵送で企画書を提出)
◾️注意点: 原稿全文ではなく企画書+サンプル原稿を求められることが多い。返信がない場合も考慮
出版コンテストに応募
◾️手順:
- コンテストを探す(日本ホラー小説大賞、電撃小説大賞など)
- 応募要項を確認(締め切り、枚数、ジャンル、形式)
- 原稿を準備(完成原稿を提出、誤字脱字をチェック)
- 応募(オンラインまたは郵送)
◾️注意点: 未発表作品のみか既発表も可かを確認
自費出版やインディーズ出版
◾️手順:
- 自費出版サービスを利用(幻冬舎ルネッサンス、文芸社など)
- 電子書籍で出版(Amazon KDPなど)
- コンテスト併用(インディーズブックアワードに応募)
◾️注意点: 費用がかかるが商業出版への足がかりに
◾️例: KDPで電子書籍を出版し実績を作る