微妙な褒め
イギリスって、ごはんはそんなにおいしくない、都市部は街が清潔なわけではない、天気はそこそこ悪い、という暗めな特徴がそろったエリアだけど、絶対的に勝っちゃう瞬間がある。
すごい有名な曲
「Always look on the bright side of life」というす
ごく有名な曲がある。
3分半くらいのこの曲の破壊力がすごくて、心底病んでる時
😳あぁ、すごいや
とびっくりした。
歌詞と、曲全体のよくわからない明るさがすごい。
例えばこの部分。
Life's a piece of shit
When you look at it
Life's laugh and death's joke, it's true
You'll see it's all a show
keep 'em laughin' as you go
Just remember that the last laugh is on you
すごく意訳すると、
「人生はクソだよね
真実、人生は笑いで死はジョーク
全部ショーだよ
観客を笑わせなよ
最後の笑いは君のためにあるんだってのは忘れないでね」
みたいな感じだけど、なかなかいい。ニュアンスにセンスと温かみがある。
モンティー・パイソン
この曲を知ってからワクワクしつつ『モンティー・パイソン』のドラマを観たら結構グロくて悪趣味な感じでびっくりした。
👦モンティー・パイソン好きです
とか言えるとかっこいいんだけど、すいません、無理でした。
でもモンティー・パイソンの活動開始時期のアラウンド1969年のイギリスって、ビートルズが解散したりとか、シド・ヴィシャスが『マイ・ウェイ』を歌ったりとか、すごく濃い年代だと思う。
モンティー・パイソンは、オックスフォードとケンブリッジのコメディーサークル出身なので、ビートルズやピストルズとはだいぶ毛色が違うけど、(やんちゃな感じや破滅的な感じがないっていうか)、その年代独特の希望と老成を感じる。
古典パワーもありそう
調べた感じ、イギリスは教育の格差は大きそうだけど、小さい頃から古典をバンバン読むし、演劇も身近らしく、がっつり派手にいろいろと開花しやすいのかなと思った。(古典ってスーパーカオスだし)
この独特の強さと深さには唸らされる...。
というわけで頑張って古典を読むようにしている。わからなくても、頭に入ってこなくても、口に出したりするといいらしい。
INFORMATION
「モンティ・パイソン」概要
◾️グループ名: モンティ・パイソン (Monty Python)
◾️結成: 1969年、イギリス
◾️メンバー: グレアム・チャップマン、ジョン・クリーズ、テリー・ギリアム、エリック・アイドル、テリー・ジョーンズ、マイケル・ペイリン(計6人)
◾️活動期間: 1969年~1983年(主要活動)、その後も再結成や個別プロジェクトあり
◾️主な活動:
テレビ: 「モンティ・パイソンズ・フライング・サーカス」(1969-1974、BBC)
映画: 「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」(1975)、「ライフ・オブ・ブライアン」(1979)、「人生狂騒曲」(1983)
その他: ライブ公演(例: 2014年ロンドン再結成)、アルバム、本、ミュージカル(「スパマロット」)
◾️特徴:
ナンセンス、シュール、風刺的なユーモア
社会規範や権威への批判
テリー・ギリアムのアニメーションや予測不能なスケッチ構成
◾️影響: コメディ界に革命をもたらし、ビートルズの音楽に匹敵する文化的インパクトを持つと評価される
◾️受賞歴: 英国アカデミー賞(1988、映画への貢献)、AFIスター賞(1998)
◾️現状: チャップマン(1989年死去)、ジョーンズ(2020年死去)を除く4人が存命、時折関連活動を実施
◾️名前の由来: 「モンティ」は将軍モンゴメリーへの軽いオマージュ、「パイソン」は響きが面白いとの理由で採用
◾️サイト: https://www.montypython.com/