早稲田大学にある村上春樹ライブラリーに行きました。
本音
個人的に村上春樹さんがすごい好きなんだけど、
😐大学はそんなに好きじゃなかった
と作中で書いているから、
🫠その大学にこういう記念館的なところができちゃうのかー
と正直思った。
私も大学より前の学校生活は窮屈な思いをしていて、そんなに好きじゃなかったので、その場所にわざわざこだわりの施設を作る気持ちがよくわからない。多分それが自然な感情じゃないかなと思う。
村上春樹さんが大学に対して抱いていた感情は複雑なものであれ、その複雑さと戦っている人もいるから、そういう人へのエール的なものもあるのかな? と解釈して行ってみることにした。(本当のところはわからない)。
行った
隈研吾氏のデザインという建物に入る。
村上春樹の本がたくさん。全部ピカピカでマニアックな本もある。
テーブル近くには「羊男」(初期の作品に出てくる羊の皮をかぶった男の人)の絵がある。
音楽好きな村上春樹らしくレコードもたくさん。良い音で音楽がずっとかかっている。
村上春樹さんがこぼしたというワインのしみを観ることもできる。
カフェでおいしいコーヒーを飲んだ。
感想
ファンが喜ぶ要素は入っていて、空間も素敵だった。
でもなんていうか、やっぱりちゃんとしたプロデューサーが入って作った綺麗な施設かつ早稲田大学みたいな明るい雰囲気の場所にあるので、ちょっと入り込めなかった。
村上春樹さんの作品は孤独な気分の時に読んでいるから、明るさや洗練が似合わなかった。でもそれって勝手に読んで勝手に村上春樹さんを孤独の師匠にしているわけだから、すごく個人的な感想だと思う。
村上春樹さんを孤独師匠的にしていない人にとっては素敵空間だと思う。
INFORMATION
「村上春樹ライブラリー」概要
◾️施設名: 早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)
◾️住所: 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
◾️アクセス: 都電荒川線早稲田駅より徒歩4分、東京メトロ東西線早稲田駅3a出口より徒歩7分
◾️予算: 入館無料
◾️公式サイト: https://www.waseda.jp/culture/wihl/
◾️予約サイト: https://www.waseda.jp/culture/wihl/