月見バーガーってすごく売れてるみたいですね。しかし実際どういうシチュエーションでみんな食べるんだろ? と思ったので、月見バーガーの歴史を振り返りつつ、都市部で理想的な月見バーガーシチュエーションをなぞってみました。
月見バーガー人気の背景と歴史
月見バーガーや月見関連商品が爆発的に売れる理由は、季節限定の希少性、日本のお月見文化との融合、マーケティングの巧妙さが絡み合う結果と考えられる。以下、その要因と歴史について書いてみる。
いつから人気?
- 販売開始: 1991年秋、マクドナルドが初の月見バーガーを発売。目玉焼きを満月に見立て、秋の卵供給安定を活用した企画が起源。以来、毎年9〜10月の1ヶ月限定で提供され、2025年で34年目。
- 人気急上昇: 2010年代後半から加速。2016年の「25周年」キャンペーンで注目度が上がり、2018年以降はSNSで「秋の風物詩」としてバズる。2020年代のコロナ禍で季節感を求める消費が増え、2022年頃から他社が月見メニューを続々投入し、市場が過熱。
なぜ売れる?
なぜ売れるかは諸説あれど以下が有力。
1. 限定性の魅力
短期間販売が「今しか食べられない」心理を刺激。
2. お月見文化とのリンク
日本の十五夜にちなむ「月見」ネーミングが秀逸。卵の黄身を月に見立て、伝統をカジュアルに楽しめる点がヒット。元は卵人気から生まれた商品だけど、名称で季節感を強化し、月見団子や月見丼と並ぶ秋の象徴に。
3. 味の進化
マクドナルド以外にも各社が参入してるため、味にバリエーションと競争による進化が起こってる。
4. SNSとマーケティング
マクドナルドの「月見ファミリー」キャンペーンが火付け役。Xで「月見バーガー」がトレンド入りし、他社も追随。
いざ公園へ
マクドナルドで月見バーガーセットを購入し、近くの公園へ行った。

白身がなかなか分厚い。黄身の半熟感はない。

月は見えなかった。


ハンバーガー形式なので月の部分(黄身)がそんなに見えるわけでもなく、
あー、自分は今月(黄身)を食べてるんだ
と途中で想像した。そう考えるとシュールなバーガーであり、さすがヒット商品だと思った。
正解はわからないけど、月見バーガー完了。
感想
個人的にがちがちの目玉焼きにそこまで感動しなかったけど、都市部に住んでいるとそこまで月を意識することがないから、ネーミングとコンセプトの勝利な気がする。
INFORMATION
マクドナルド 月見バーガーの買い方販売情報(2025年)
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販売期間: 9月3日(水)から全国の店舗(一部除く)で期間限定販売。終了は10月下旬頃を予定(商品により異なる)。
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価格例: 月見バーガー単品440円〜、セット740円〜(税込、店舗により異なる)。チーズ月見は470円〜。
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注意: 朝10:30までは朝マック限定で月見バーガー注文不可。夜マック限定商品(例: トリプル版)は17:00以降。
注文方法
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店舗カウンター: 最寄りのマクドナルドへ行き、注文。現金・電子マネー・クレジット対応。混雑時は並ぶ可能性あり。
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ドライブスルー: 車で店舗へ。スピーカーで注文し、窓口で受け取り。支払いはカード可。
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モバイルオーダー: マクドナルド公式アプリをダウンロード。事前注文・支払い(10円/1P貯まるMyマクドナルドリワード対応)。店舗到着でピックアップ。クーポンもアプリで入手。
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デリバリー: Uber Eatsや出前館経由で注文。追加手数料あり、価格変動の可能性。アプリで限定クーポン利用可。