
小田原にある鈴廣かまぼこの里に行った。敷地内のかまぼこ博物館に入り、工場の様子をガラス越しに眺めた。展示と体験コーナーを一通り見て、食事もしてみた。
歴史とこだわりを学ぶ
館内には、鈴廣が積み重ねてきた歴史の説明があった。創業は江戸時代後期で、魚の仕入れやすり身の技術を変えながら続いてきたことが説明されている。保存料を使わない方針や、魚の種類による食感の違いも書かれていた。

魚の種類も製法も、時代ごとに少しずつ変わっているようだけど、ずっとかまぼこにこだわり続け、こんなに大きくて立派な建物を作ってるのがすごい。

サイレント工場
工場は静かだった。職人が板にすり身をのせ、形を整える作業が行われていた。派手さはなく、見せるための演出もない。あんまり見ちゃうと悪いかな、と思うくらい普通な感じでよかった。

作業工程
すり身を練る体験コーナーで、すり身を練るほどだんだん重くなる感触があった。この弾力はタンパク質が起因してるらしい。

かまぼこの原料は魚のすり身で、製造過程で食塩を加えてすりつぶす(塩ずり)と、魚肉中の塩溶性タンパク質(主にミオシンとアクチン)が溶け出す。これらが結合してアクトミオシンという複合体になり、粘り気のある糊状になる。次に加熱すると、このタンパク質が変性し、三次元の網目構造(ゲル)を形成。これが固まって、しなやかで弾力のある食感を生み出すとのこと。

かまぼこ実食
金目鯛のお弁当をまず買ってみた。

普通のおいしいお弁当だけど、プラセボ効果か、かまぼこの弾力にちゃんと驚かされる。トランポリンを食べてるみたいに感じる。

かまぼこの食べ比べもする。冷酒と合いそう。飲めなくて泣く。

あげかまは、全然脂っぽくなくておいしかった。かまぼこはあげかま形式が1番好きかも。

