
映画「カサブランカ」。白いタキシードのハンフリー・ボガート演じるリックは、映画史に残る「モテ男」の代名詞だ。
↓ハンフリー・ボガート写真
美人すぎるイングリッド・バーグマンと運命的な恋をする。
↓イングリッド・バーグマン写真
でも正直、
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えええ、なんでこの人がモテ枠なんだ? |
と最初観た時は思った。そしてちゃんとモテロジックを理解せずに
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リックが行けるんだったら俺も行けるんじゃ? |
というある意味の被害者が生まれるのも嫌だから、なんでモテるかちゃんと考えてみようと思う。
ざっくり「カサブランカ」あらすじ
舞台は第二次世界大戦下、ナチスから逃れる人々が集まるモロッコの街・カサブランカ。そこで酒場を営むリック(ハンフリー・ボガート)の前に、最愛の女性イルザ(イングリッド・バーグマン)が現れる。彼女は亡命をめざしていた。しかも夫と!(いつのまにか結婚していた!!!)
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くそおおお |
となるリック。(無理もない)。
でも最後には、彼女の幸せを祈り、2人を逃す手伝いをする。
リックの残念スペック
正直、もしイングリッド・バーグマンが友達に
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あたしの彼氏よ |
とリック(ハンフリー・ボガート)を紹介したら
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うーん…… |
ってなるかもしれない。それくらいスペックだけ見ると意外と厳しい。なんせ相手はバーグマンだから。
まず、ヒロインより背が低いし、顔も典型的なイケメンじゃない。少なくともハリウッドスターらしい彫刻みたいな美形じゃない。事故の後遺症で唇には麻痺があるし、眉間のシワも深い。そして、なかなか年上。当時、ボガートは42歳でバーグマンは26歳なので、16個の年の差がある。
なぜ、彼は「瞳に乾杯」できるのか
こんなにマイナス要素があるのに、なんで世界中の男女が彼に惚れちゃうのか。なぜ絶世の美女と恋に落ちることができるのか。その正体は、物理的なマイナスを余裕で黙らせる心の強さがある。
まず「強さと脆さ」のギャップ。 「俺は誰の味方もしない」なんて冷たいフリをしてるけど、実は古傷をずっと引きずってる。
あと「背中」で語る感じ。リックはベラベラ喋らない。愛を語る代わりに酒を飲み、チェスを打つ。
そして最後は自分の欲望より「大義」や「相手の幸せ」を優先して、スッと身を引くところ。この「引き際の美学」が、彼をただの中年から「伝説のモテ」に昇華させている。
ネガティブを昇華
不安、心配、寂しさ……。ただの「愚痴」や「不機嫌」になっちゃうものが、なぜリックの中では深みになるのかちょっと考えてみた。
まず、 「説明」せずに「秘密」にしている点。普通の人は傷つくと「わかってほしい」からつい口に出しちゃう。でもリックは言わない。語られない痛みは、勝手に周りが「ミステリー」として美化してくれる。
次に 感情を「天気」みたいに眺められるところ。彼は不安や孤独を消そうとジタバタしない。感情に支配されず、身なりを整え「型」を守り抜く。この自制心が魅力になる。
そして「期待」を捨てているところ。孤独を「埋めてほしい穴」じゃなく「誰にも邪魔させない聖域」として飼い慣らしてる。
結論:リックになるのは大変
リックと普通の人との違いは、ネガティブな感情を「生ゴミ」として腐らせちゃうか、自分を律するための「燃料」に変えちゃうか、その加工技術の差に尽きる。
マイナスを消すんじゃなく、自分の一部として溶け込ませる。そして、誰にも言い訳せずにただそこに立っている。それが、時代を超えてモテる大人の要素になっている気がする。
INFORMATION
『カサブランカ』を観る方法
・Amazonなどストリーミングサービスで視聴する








