ディズニーの「白雪姫」、何回も観ているけど、最大の教訓は、
知らない人からもらったものを安易に食べない
かなぁと思った。これはクラブとかでもよく言われることで、何か混入されている恐れがあるから他人からもらったものを飲まないし、自分の飲み物から目を離さないことが大事だとされている。
一方で、白雪姫はなんでリンゴを食べちゃったんだろ? という疑問が残る。今回はそれを考えてみる。
そもそも白雪姫とは
白雪姫のあらすじを見るとこんな感じで、
昔、ある国の美しい王女・白雪姫がいた。 継母の女王は毎日魔法の鏡に「世界で一番美しいのは誰?」と聞く。 ある日鏡が「白雪姫」と答える。
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嫉妬した女王は白雪姫を殺そうとするが、猟師が助けて森に逃がす。→
白雪姫は7人の小人と一緒に暮らし始める。女王は変装して何度も殺しに来て、最後に毒リンゴで白雪姫を眠らせる。 ガラスの棺に入った白雪姫を王子が見つけ、キスで目覚めさせ、二人は結ばれて幸せに暮らす。
これを見ると白雪姫は家庭環境が複雑そうな上、何回も殺されかけており、他人の小人大勢と暮らしつつ、王子様が助けに来てくれることを祈ってるということがわかる。
白雪姫はかわいくてお姫様だけど、
大事に育てられて、純粋。大人になっても心がきれい
な恵まれタイプではなさそう。
あと姫と言いつつずっと階段の掃除をしたり、そこそこ働いている。
勝手な印象だけど、顔がよくて性格がいいのは真実で、それゆえかわいがってくれる人も多いから、なかなかそのゾーンを逸脱できない(=逸脱するとかわいがられなくなる恐怖を抱いてる)のかも。
リンゴを食べるシーン
リンゴを食べるシーンも、
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不気味なおばあさんやな!断ると悪いから食っとくか |
みたいな感じで食べてる気がする。キャラを生きている白雪姫だから、ある意味思考停止しちゃっているのかも。
一方で、
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最近甘いもの食べてないよ!謎の逃亡生活で。リンゴおいしそー |
と思い、食べてしまったという見方もできる。正直キャラに生きてるからって、本当に嫌だったら食べないはずだから、この説も有力かと思う。「エデンの園」みたいにリンゴって甘い誘惑の象徴だったりするから、多少「誘惑に負ける"人間"・白雪姫」という構図を浮かび上がらせようという意図もあったのかもしれない。
わりと普通の女子・白雪姫
ディズニーの設定だと、白雪姫は14歳か15歳、王子様は17歳か18歳でバリバリ思春期の男女だ。そして今まで挙げた特徴
・ややキャラに生きてる?(自分のキャラを逸脱するとかわいがられなくなる恐怖を抱いてる)
・甘いものの誘惑に勝てない
は、めちゃくちゃ普通の思春期の女子の特徴である。
普通じゃない点
ただ、この普通の女子がすごく受け身のまま、ちゃんと王子様と恋をして幸せになるのが、「白雪姫」という御伽話のある意味普通じゃない点と言える。森の中に引きこもっていて、ハイスペックな王子様と出会えるのは現実世界ではほぼ無理だから。
そして残念ながら、現実世界で覇者になるのは、自己肯定感が高すぎて、行動力がありすぎる悪い魔女の可能性が高い。
欲望のベクトルが
世界一の美人であることをキープ
なのと、言葉足らずの鏡に言いたいこと言わせる部分が矯正されれば、まっとうなジャンルで結果を出せるかもしれない。おそらく白雪姫が超受け身なことからもわかるように、悪い魔女自身も美しくあること以外アイデンティティを持ちづらい時代の犠牲者だったんだと思う。
結論
「白雪姫」がリンゴを食べた理由は、キャラを生きていたこと、甘いものが食べたかったことで、ゆえにわりと普通のティーンだったと仮定する(断定はできない)。
普通のティーンが普通じゃない幸せをつかむラッキー話が一種の古典として確固たる地位を得ているわけで、
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まぁ古典かつファンタジーでしょ |
って言いつつ、
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性格良くてかわいければ、いい感じに幸せになれる |
って、惑星サイズの幻想がどこかで自分の中に刷り込まれている気がする。そして、それをはっきりファンタジー認定した後、自分がやる気をなくしそうでなんかやだなと思ってる。
INFORMATION
「白雪姫」を観る方法
- 映画をTSUTAYAなどでレンタルする
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