chappy vibes

世界を目指す日々と方法 🏴‍☠️

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「自分よりアホな部下を昇進させがち現象」を分析する

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社内で人事の話を聞いた。誰が上に行き、誰がそのまま残るかという、いつもの話題だった。会議室は少し寒くて、紙コップのコーヒーが机に残っていた。自分は聞くだけで、特に口を挟まなかった。

理由として一番わかりやすい

今回昇進した人は、役員とよくゴルフに行っていたらしい。仕事の成果というより、その話だけが具体的だった。スコアの話やよく行くコースの話が先に出て、業績の話は後回しだった。その時点で、だいたい察しはついた。

またこの人か、という感覚

仕事ができる印象は正直なかった。会議で話がずれる癖や、同じ説明を何度も求める姿がすぐ浮かぶ。取引先からはクレームが来ており、新人には傲慢に振る舞う。横文字のビジネス用語を多用する割に論理的じゃない。

納得できないまま慣れていく

驚きはなかった。怒りもほとんどなかった。こういう決まり方を何度も見てきて、期待すること自体をやめている自分がいる。

ピーターの法則

「人は成果を出すと昇進し、やがて自分の能力を超えた役割に就いて止まる」というのがピーターの法則だと言われている。優秀な現場プレイヤーが管理職に上がった瞬間、判断や調整がうまくいかなくなる、あの感じの説明としてはわかりやすい。

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ディルバートの法則

もう少し露骨なのがディルバートの法則で、仕事ができない人ほど、現場から遠ざけるために昇進させられることがある、という考え方だ。邪魔だけど切れない人を、意思決定に直接関わらない場所へ移動させる発想で、評価というより問題の移動に近い。

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ゴルフによる昇進

今回の昇進は、どちらの法則にも当てはまらないけど、実は一番シンプルだった。役員と衝突しない人、機嫌を損ねない人、週末を一緒に過ごせる人が選ばれただけで、能力や適性の話は最初から重要じゃなかった。

外から見るとおままごと

能力の限界まで昇進して止まる人と、害が少ないという理由だけで押し上げられる人と、ゴルフで距離を縮めた人が重なって、アホのマトリョーシカみたいな組織ができあがり、外から見ると仕事というよりおままごとに近いのに、内部ではそれが大人の判断として処理されている。これって、なんなんだろう。

組織の限界を認識するしかない

これは不合理だけど、例外でもない。大きな会社でも、仕組みがあっても、最後に物を言うのは人間関係で、そこから先は急に幼稚になる。制度で覆っても、文化が変わらなければ、おままごとの域は出ない。

この手の昇進はなくならない気がしている。だから期待しないとか、諦めるというより、組織には限界があると先に理解しておくほうが健全なのかもしれない。