『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』を観ました!比較的ゆったりしてるけど、思ったよりよかったです。
- あらすじ
- 評価
- 2人の女子の間でやや揺れ動く
- 最後、シルヴィから別れを告げられてやけになった?
- 実際にボブ・ディランが結婚した相手
- なぜディランはこんなに恐れ知らず?
- 全体の感想
- INFORMATION
あらすじ
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2024年)は、若き日のボブ・ディランを演じた伝記映画。1961年、19歳のディランがミネソタからニューヨークに飛び込み、フォークミュージックの世界へ。ウディ・ガスリーやピート・シーガーに憧れ、酒場での演奏から頭角を現し、大スターに。
1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルでのエレクトリックギター使用で、フォークシーンに衝撃を与える。恋愛、人間関係、時代の空気の中で揺れるディランの姿が、音楽と共に鮮やかに描かれる。
↓ポスター
評価
ティモシー・シャラメの演技と歌唱力が最大の魅力。ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロ、ピート・シーガー役のエドワード・ノートンも存在感を発揮。(エドワード・ノートンは、エドワード・ノートンじゃなさすぎてすごかった)。
↓ギラギラな役柄のエドワード・ノートン
2人の女子の間でやや揺れ動く
ディランの人間関係では、ジョーン・バエズとシルヴィ・ルッソ(スーズ・ロトロをモデルにした架空の人物)との関わりが描かれる。
ジョーンは同じフォークアーティストで、互いの才能を認め合う情熱的な絆が中心。音楽を通じた対等な関係が強調され、ディランとステージを共有する姿はエネルギッシュ。対して、シルヴィは素朴で親しみやすいタイプ。ディランのニューヨークでの初期の生活を支え、私的で優しい繋がりを持つ。
ディランは2人の間でなんとなくふわふわし続ける。多分大スターだからって変にがっつかない稀有な女子だったからってのもあると思う。
↓よく考えたらティモシーとエルは「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」でも共演してた
最後、シルヴィから別れを告げられてやけになった?
シルヴィとの関係は、ディランの人生の転換点に見える。別れが音楽や行動に直接「やけ」を引き起こしたとは明示されないが、影響は確か。
シルヴィとの別れがディランの「変化を求める」エネルギーを加速させた一因ではあると思う。
実際にボブ・ディランが結婚した相手
ボブ・ディランは2度の結婚をしている。最初は1965年にサラ・ロウンズと結婚。モデルで、ディランとの間に4人の子をもうけ、『Sad-Eyed Lady of the Lowlands』など多くの楽曲に影響を与えた。1977年離婚。
↓哀愁を感じる曲
2度目は1986年、バックアップシンガーのキャロリン・デニスと結婚。娘をもうけるが、結婚は長らく非公開で、2001年に公表。1992年離婚。
なぜディランはこんなに恐れ知らず?
ボブ・ディランの恐れ知らずな態度は、映画を通じて彼の若さ、反骨精神、自己変革への執着として描かれる。その根源は以下の要素に集約される。
まず、内なる衝動。ディランは自分の芸術的ビジョンに忠実で、フォークの伝統や聴衆の期待に縛られず、エレクトリックサウンドへの転換(1965年のニューポート)のような大胆な決断を下す。これは、映画で彼が「自分を定義されない」と繰り返す姿勢に表れる。
次に、時代の影響。1960年代の社会的動乱や公民権運動のなか、ディランは体制や慣習に抗う若者の代弁者としての役割を自覚。映画では、彼がピート・シーガーのような先輩アーティストとも対立しつつ、自分の道を切り開く姿が強調される。
さらに、個人史の影響。ミネソタの田舎からニューヨークへ単身乗り込んだ背景や、シルヴィとの別れなど私生活の転換点が、彼の「失うものはない」という覚悟を後押しした気がする。
ディランの恐れ知らずさは、自己信頼と変化を求める本能、そして時代との共鳴が混ざり合った結果だと思う。
あと、映画の内容としてはさくさくとスターになっていくのに『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』っていうタイトルなのは、いろいろ持ってて達成してても、ギター一本でニューヨークに来た時みたいな心情が続いてるからなのかなと思った。
全体の感想
ボブディランが女子2人に都合よく甘えに行くシーン(そして度々拒絶されるシーン)などリアルで面白かった。
エドワード・ノートンがコンサバだけど優しげな中年役ですごくうまかった。単純に悪役的にせず、ちゃんと描けていた気がする。
INFORMATION
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』を観る方法
- 映画をTSUTAYAなどでレンタルする
- Amazonなどストリーミングサービスで視聴する
- DVDやブルーレイを買う


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