米Yahoo「映画死ぬ前に観たい映画100」にも選ばれてる『ショーシャンクの空に』だけど、すごく人におすすめされた状態で観たから
🙂いつ感動するんだろう
と身構えたものの、最後の有名な脱獄シーンに至っても
🙃うーん、なんかそんなに来ないな
と正直思った。
本記事ではなぜ人々にそこまでささったかと個人的になぜそこまで感動しなかったかを考える。
あらすじ
有能な銀行員アンディは、妻と愛人殺害の罪で冤罪ながら終身刑となりショーシャンク刑務所へ。
過酷な環境でも希望を捨てず、財務知識を活かし看守から信頼を得る。所長の不正を知りながら耐え、20年かけて脱獄。
脱獄後は告発で不正を暴き、仮釈放された親友レッドとメキシコで自由を謳歌する。
受難
作中で主人公アンディはなかなかひどいめにあう。
主人公アンディの受難一覧
- 妻に浮気される
- 妻と愛人が殺される
- 妻と愛人殺しの冤罪を着せられる
- 終身刑で投獄される
- 凶暴な囚人グループに暴行・性的虐待される
- 看守や所長に抑圧される
- 無実の証人トミーが殺される
- 独房に長期間監禁される
- 所長の汚職に利用される
- 脱獄計画の摘発リスクに晒される
- 不衛生な刑務所環境で生活
- まずい食事に耐える
- 過酷な労働を強いられる
- 囚人たちとの緊張関係に晒される
- 希望を保つことへの周囲の冷笑
- 刑務所内の腐敗と不正を目の当たりにする
- 自由を奪われた閉塞感に耐える
これで希望を捨てないのはすごすぎるとは思う。この中の一つでもきついのに。
こんなに人気の理由
レビューを観るとやはりひどい境遇で自分を保ち続ける主人公の姿に感動and脱獄のカタルシスが評価ポイントになってるようだ。
確かに、ひどいめにあっても自分を持ち続けてるのは本当にすごいと思う。
と言うより、
音楽や図書館で精神を保ちつつ、緻密な脱獄計画をたてるのは、
すごすぎる。
そして、脱獄して、晴れやかになってるのも、輪をかけて、
すごすぎる。
人は不条理な目にあうと、そこから抜け出せたとしても、悪夢の余韻を引きずっちゃうんじゃないかと思う。
どういう精神構造してんの(いい意味で)
アンディは、
🫠人生はうんこだな。いいことに目を向けよ
と思うタイプで、ずっと淡々と絶望せず過ごせてるのかなと予測した。
自分はまだそこまで至れてないんだけど、この思考でプリズンも非プリズンにできるし、淡々と脱獄を狙えるのかもしれない。
教訓はあるけど、自分がこの映画にそこまで気持ちよさを感じないのは、少しまだ自分自身がプリズン気分だからなのかもしれない。
INFORMATION
『ショーシャンクの空に』を観る方法
- 映画をTSUTAYAなどでレンタルする
- Amazonなどストリーミングサービスで視聴する
- DVDやブルーレイを買う
