キャバクラは楽しいか
前経済学者の成田悠輔さんが
キャバクラの何が楽しいのかわからないので試しに行ってみた。何が楽しいのかさらに全くわからなくなった
— 成田 悠輔 (@narita_yusuke) 2024年9月30日
とSNSに投稿して少し話題になった。楽しんでる人、楽しんでない人それぞれが反応をし、ネットニュースにもなっていた。
ただ正直皆が皆、
👨🦰キャバクラ楽しーい!
って言ってるわけでは全然ないので、
🤔楽しみがわからないって今更ピュアに言う理由ってなんだろう
と思った。
成田さんのまわりは
👨🦰キャバクラ楽しーい
の人ばかりなのかな。
↓成田さんはこの本を書いてる方です。
統計的には
キャバクラまわりの統計結果としてまとめると以下のような感じ。
・キャバクラに行ったことがある人の割合は、全体で約18.6%、そのうち男性は32.9%、女性は4.8%、特に40代男性では42.3%と高い割合を占めているそう。
・キャバクラの1回あたりの平均料金は約9,000円とされているが、遊び方や店舗のランクによって変動する。標準的な店舗では、セット料金が1時間5,000円程度、指名料が1,000~3,000円、ドリンク代が1杯1,000円程度。高級店では数万円以上かかることもあり。
・キャバクラ業界自体は2015~2019年は2兆4000億円超を維持していたが、2020年にはコロナ禍で1兆674億円に急減。その後も経済環境や消費者行動の変化に影響されている。
・2024年上半期には倒産件数が過去最多を記録。物価高や消費低迷が影響。
・キャバクラを楽しいと感じる人の統計結果はなかったけど、キャバクラの主な用途として、「癒しを求める、承認欲求を満たす」「接待」があるようなので、前者は楽しいと思ってる人たちで、後者はまちまちかと思う。
キャバクラ関連の知り合いの言葉
キャバクラ関連の3人の知り合いの言葉を参考までに引用する。立ち位置が異なるけど、結構面白い。
👩にわかキャバ嬢
(※プロフィール→普段は大学生でカフェでバイトしてるが、2ヶ月だけキャバクラで働きやめた)
うーん、なんか楽しいのかなって思ったけど、本気で結婚申し込む人とかいてキモかった。疑似恋愛っぽい感じが割り切れない人、いるんだなって思った。若者グループだとただの飲み会っぽかったし、仕事で来てるおじさんグループと経済学の話とか仕事の面白話とかできる時もあったけどね、ちょっとずっとやるのはいいっすわ。
👧熟練キャバ嬢
(※プロフィール→キャバクラでの勤続年数長めで人気もあり。大学に通っている)
高いチョコレートくれたり、良い車乗せてくれたり楽しいよー。すっごいモテるお客さんがいるけど誘ってこないんだよねー。大手勤務で仕事すごいできて普通にかっこいいのー。
👵キャバクラ経営者寄りの人
(※プロフィール→旦那さんが キャバクラ経営。倒産してしまったけど、経営中の羽振りはよかった)
キャバクラで働くと所作もきれいになるし、人の話をちゃんと聞くとかそういうスキルも身につくしすごくいいよ。
個人の感想
個人的には、接待と付き合いで全国(メインは札幌、東京、福岡)のキャバクラを訪れている。ランクとしては、ノーマルから高め(1人6万円)くらい。ただ自分でお金を払って行ったことはないし、元々性格的に物静か寄りなのもあり、キャバクラに癒しを感じるタイプではない。その上で感想を言う。
・接待利用としては、便利でいい。接待する相手に関してはなんとなくキャバ嬢と連携できるから、接待相手を立ててもらって、自分は隣に座った適当なキャバ嬢(言い方失礼だけど)と最近観た映画の話とかしてればいいから楽だった。
・高めのキャバクラに行くとやっぱり綺麗な人が多くて感心した。知り合い社長が熟練キャバ嬢と付き合ってたけど、悩み深いタイプで裏だと鬱々としてるようだった。(※ただし熟練キャバ嬢にも前項の知り合いのようにキャバライフエンジョイ勢が結構いると思うので、皆が皆鬱々してるわけではない)。
結論としては、個人的にキャバクラは楽しくないけど、仕事で利用する時、気を遣わないといけない相手を立ててくれるというのは、楽でよかった。
ただ、仕事で使うとしてお客さんがキャバクラを楽しむタイプかはわからないので、
👨キャバクラ大好き!
と公言するタイプの人とかキャバクラに行く文化が根強い業界の人じゃないと仕事利用もできない気がする。だからあまり積極的に行く感じでもないのが実態である。
キャバクラ楽しいか論争のゆくえ
一応結論としては、
1 目的が癒しと承認欲求を満たすことだとすると、高ランクキャバクラほど、その道のプロがいるのは事実なので、そういう人にとっては、楽しい。
2 上記の楽しい人をおもてなしする仕事で使うのは、便利。
3 上記に該当しない人は楽しくない。
のかなと思う。大人であればどちらを選ぶかは自由ではある(経済破綻しないようにしつつ)。
現状のトレンドとしては、不景気で1と2が物理的に難しくなったのと、コロナを経て、1の人が癒しと承認欲求を満たすことが不要になったか、別の方法を見つけたかしてしまい、キャバクラの需要が減ってしまった感じかと思う。
成田さんの投稿に対して
私も最初に行った時、
😊え、キャバクラって座ってお酒飲んでお話しするだけなんだ!指名しないとしょっちゅうキャバ嬢のチェンジがあって話も深まらないし、おもんないな!
と思ったので、成田さんもそう感じたのかも。成田さんはどういう場所だったら楽しかったのかな。(すごい頭のいいキレキレキャバ嬢がいるとか?)
INFORMATION
健全なキャバクラに行く方法
- 信頼できる情報サイト(ナイトワーク専門サイトや口コミ)を活用して健全なキャバクラをリサーチ
- 営業許可がしっかりしている店舗を選び、違法行為がないか確認
- 友人や知人からの紹介を頼りに評判の良い店を探す
- 事前に電話や公式サイトで料金システムを把握し、明朗会計かチェック
- 初回はセット料金制の店舗を選び、追加料金の有無を確認
- 訪れる前にドレスコードやルールを調べてマナー違反を避ける
- 一人ではなく友人と一緒に行くことで安心感を確保
- 飲酒は控えめにし、冷静な判断を保つ
- キャストとの会話は節度を持って楽しむ
- 帰宅手段(タクシーや公共交通機関)を事前に計画しておく